作品をつくる人について

大人の顔まわりに、花と光を

はじめまして。

ラポリンの
うえもりみほです。

北海道・旭川で、
ワイヤーとマニキュアから花を咲かせ、
ビーズやパールと組み合わせた
大人の女性のためのジュエリーを制作しています。

少し大ぶりでも、派手になりすぎず、
身に着けた方の顔まわりを明るく見せてくれるもの。

鏡を見るたび、
ほんの少し気持ちまで明るくなるようなもの。

そんなアクセサリーを、
一つひとつ手仕事で作っています。


私が「大人の顔映え」にこだわる理由

私は昔から、色が大好きでした。

もっと深く色を知りたいと思い、
パーソナルカラーを3年間学び、
資格を取得しました。

色は、顔の印象を変えるだけでなく、
その人の気持ちまで変えてくれる。

そう感じていたからです。

けれど、私自身がアラフィフを迎えた頃、
若い頃には似合っていたはずの色が
なぜか似合わなくなったと感じるようになりました。

同じ服を着ているのに、
顔がくすんで見えたり、
疲れて見えたり。

鏡に映る自分を見て、
少し気持ちが沈むこともありました。

自分には、今、
どんな色が似合うのだろう。

パーソナルカラーを学んでいても、
似合う色の洋服ばかりを
すべて買いそろえることはできません。

今持っている服も大切に着たい。
好きな色の服も楽しみたい。

では、どうしたら
顔まわりを明るく見せられるのだろう。

いろいろ試す中で気づいたのが、
普段着ている服に、自分の顔に似合う色の
少し大ぶりなアクセサリーを合わせることでした。

耳元に色と光が加わるだけで、
顔まわりが驚くほど明るく見える。

洋服を全部変えなくても、
アクセサリー一つで
こんなに印象が変わるのだと知りました。


顔まわりが明るく見えると、
鏡を見るたびに少し嬉しくなります。

「今日の私、なんかいいかも」

そう思えるだけで、
気持ちも表情も自然と明るくなるのです。

これが、私が
「大人の顔映え」にこだわるようになった理由です。


大ぶりなのに、品よく見えるものを

年齢を重ねたからといって、
目立たない小さなアクセサリーだけを
選ばなくてもよいと思っています。

むしろ今の私たちには、
顔まわりに少しの色と光が必要です。

大ぶりでありながら、
派手になりすぎないこと。

華やかでありながら、
身に着ける方の表情より
アクセサリーだけが前に出ないこと。

軽やかに揺れ、
大人の顔まわりに
凛とした華やかさを添えてくれること。

ラポリンのアクセサリーは、
このバランスを大切にして制作しています。


私のアクセサリーづくりの原点

私がアクセサリーに魅せられた原点は、
マレーシア航空の客室乗務員として働いていた頃にあります。

休日になると一人で旅に出て、
現地のマーケットや遺跡を巡っていました。

トルコ、エジプト、インド、ギリシャ。

旅先で目にした
美しいビーズやガラス工芸、
土地ごとに異なる色彩や装飾に、
いつも心を奪われていました。

小さなビーズ一粒にも、
その国の文化や物語が宿っている。

そんな美しさに触れたことが、
私がアクセサリーをつくり始める
最初のきっかけになりました。

技術だけではつくれなかった、自分らしいもの

アクセサリー教室に通い、
さまざまな技法を学んだことで、
難しい作品もつくれるようになりました。

けれど、いざ自分で一からデザインしようとすると、
なぜか思うような作品になりませんでした。

技術があっても、
色や形をどのように組み合わせればよいのか分からない。

綺麗ににつくることはできても、
そこに「私らしさ」がない。

そんな時期が長くありました。
だからこそ私は、色について学び、
さまざまな素材と向き合いながら、
自分が美しいと思うものを
少しずつ探し続けてきました。

技法を身に着けることと、
自分にしかつくれないものを生み出すことは、
同じではありません。

長い時間をかけて自分の感覚を磨いてきた経験が、
現在のラポリンの作品につながっていると思っています。


ワイヤーとマニキュアから咲く花

ラポリンの花は、
細いワイヤーで一枚ずつ花びらの形をつくり、
マニキュアで薄い膜を張って生み出します。

花びらに一枚一枚カーブをつけ、
レジンで丁寧にコーティングし、
ビーズやパールと組み合わせる。
身に着ける方のことを思い、
時間をかけて一つのジュエリーへと仕立てていきます。

同じ花をつくっても、
ワイヤーを曲げる力加減や膜の張り方、
色の重なり方によって、
一輪ずつ違う表情が生まれます。

光を受けるたび、
花びらの色と透明感が
やわらかく変化することも魅力です。

本物の花をそのまま写すのではなく、
心の中に残った花の姿を、
私なりの色と形に置き換える。

それが、私のつくる
マニキュア花ジュエリー®です。


花や物語、記憶の中の風景をかたちに

私の作品は、
花の姿だけから生まれるとは限りません。

名画や文学、映画、アニメ、
季節の中で出会った風景や、
心に残った記憶。

そこから受け取った色や空気、
言葉にならない感情を、
花と光のジュエリーに置き換えることがあります。

美しいと感じたものを、そのまま再現するのではなく、
「私は、この世界の何に心を動かされたのだろう」と考える。

そして、花びらの曲線や色、
ビーズやパールの流れへと変えていきます。

身に着けるためのアクセサリーでありながら、
一つの小さな物語を感じられる作品をつくりたい。

そう思っています。


作家としての歩み

アクセサリー作家として活動を始めて20年。
これまでに制作したアクセサリーは、
1500点を超えました。

小さな作品をつくることから始まり、
オーダーメイド制作、作品展への出展、
国内外の美術展で発表するジュエリーアートまで、
少しずつ表現の幅を広げてきました。

代表作品
「花畑を出す魔法~あるエルフの記憶~」は、
ジュエリーアート部門の
日本芸術名誉大賞をいただきました。

けれど、活動の形が変わっても、
私が大切にしていることは変わりません。

身に着ける方の顔を思い浮かべ、
その方の表情と気持ちまで明るくなることを願って、
一つひとつ丁寧につくること。

作品を手にしてくださる方にとって、
長く心に残る一品になること。

その思いを忘れずに、
今も花を咲かせ続けています。


年齢を重ねた今だからこそ似合う花を

華やかさは、
誰かに見せるためだけのものではないと思うのです。

お気に入りのアクセサリーを身に着けて、
鏡に映る自分を見たとき。

顔まわりが明るく見えたり、
少し背筋が伸びたり、
外へ出かけることが楽しみになったり。

そんな小さな変化が、
一日を明るくしてくれることがあります。

年齢を重ねた今だからこそ似合う色。
今の表情だからこそ映える、大ぶりな花。

ラポリンのジュエリーが、
その方らしい美しさを思い出す
小さなきっかけになれたら嬉しいです。


あなたのための、花と光を

ラポリンでは、
一人ひとりのお話を伺いながら、
オーダーメイドで作品を制作しています。

お顔立ちや髪色、
普段お召しになる服、
身に着けたい場面、
お好きな花や色。

言葉にできることも、
まだうまく言葉にできないお気持ちも、
まずはゆっくりお聞かせください。

今のあなたの顔まわりに光を添え、
鏡を見る時間が少し楽しみになるような一品を、
心を込めておつくりいたします。

ラポリン
アクセサリー作家
うえもりみほ