【愛犬の死】ペットロスについて

天国に行ってしまった愛犬を思う

日常にひそむ悲しい瞬間・・・

昨年12月に16才で愛犬が天国に行ってしまいました。
愛犬、愛猫、愛ペットを亡くされた方は
どなたもそうだと思いますが、
とてもとても悲しいし、
今もさみしくてたまらない…

犬を散歩させている人を見ると、
うらやましくて、今でも
つい目で追ってしまう・・・

あぁ…これが、
ペットロスなんだな…
とぼんやり思っています。

何が悲しいって…

いつもいた場所が空っぽなこと。

「ごはんまだ?」と来ていた時間に
誰も来ないこと。


トイレから出ても誰も出待ちしていないこと。

いつも散歩に行っていた時間が
暇になってしまったこと。

💩を拾う用にたくさんとっておいた袋が
全く減らなくなったこと。


トイレを置いてあった場所が
すっきり片付いてしまったこと。


誰もカットインしてこないので、
作品撮影がさっくり終わってしまうこと。


昼寝のとき足の間にいつもあった
温かい重みがもう何もないこと


・・・

あくまで私視点ですが
こんなところでしょうかね…

「日常のいたるところにある
ぽっかり開いてしまった穴」

に気づく瞬間が
たまらなくさみしいのです。

作品撮影中はいつもこんな風に
割り込んできてました(笑)
はかどらない。けど可愛い♡

ずっと飾れなかったモコの写真

「いろいろ思い出して辛くなるから
モコの写真は飾らないで…」

と主人が言うので、
本当にこの3ヶ月間、
モコの写真を飾っていませんでした。

骨壺と、
火葬前にひと房切り取ったモコの毛と、
モコが好きだったおやつと、
生徒さんからいただいた供花と、
そして私が作ったモコの一輪挿し。

飾っていたのはこれだけでした。

やっと飾れるようになった写真

モコが亡くなって3ヶ月が過ぎ、
やっと写真を飾れるようになりました。

きっかけは、生徒さんが
モコのブローチと一緒に
写真をプレゼントしてくださったことでした。

可愛い♡会いたい。

あぁ…やっぱり、嬉しいな。

もういないのを改めて実感して
さみしいんですけれど、
そこにモコの写真があるだけで
心がほわっとするんです。

そして改めて、自分で作った一輪挿しが
モコにそっくりではないか!と自画自賛。

今、思うこと

愛犬からもらったもの

友だちも知り合いもいない旭川に嫁いで、
病気で長期入院したり、
なかなか赤ちゃんを授からなかったり、
私が人生で一番孤独でつらかった時期に
うちに来てくれたモコ。

アクセサリー制作の時間ももちろん
私を支えてくれましたが、
やっぱりモコの存在は大きかった。

モコがうちに来てくれてから、
私はどれだけ救われたか分かりません。

モコと一緒に
毎日散歩に行くようになったので、
自然と体を動かすことが好きになり、
明らかに体力が向上しました。

そして、写真を撮ることが大好きになり、
モコの写真を何千枚と撮った結果、
写真の腕がめちゃくちゃ上がりました。

四季折々の変化に気づくことができたのも
ほぼ毎日モコと散歩に行っていたおかげです。

積極的に冬を楽しむことが
できるようになったのも
モコと一緒だったから。

創作意欲がまったく途切れなかったのも
可愛い可愛いモコがいてくれたから。


こうしてみると、モコからもらったものは
計り知れず。
今でも私の中に息づいています。

今思えば、モコとの生活は、
本当に楽しくて幸せでした。

ありがとね。

私と同じ景色を見てくれていた

モコがうちに来た翌年に長男が生まれ、
さらに次男が生まれ、
私と一緒に人生を歩んできてくれたモコ。

特に長男出産後は、
慣れない赤ちゃんとの生活に
孤独と不安で気が狂いそうになることが
何度もありました。

でもそこにモコがいてくれて、
返事は返ってこないけれど話を聞いてくれて、
私は救われてきたのでした。

愛犬からのメッセージ(勝手に解釈)

「ママ、もう大丈夫だよ。
息子たち大きくなったよね。
ちゃんと見てるから、ママ楽しく生活して。
お散歩一緒に行けなくなったけど、
ちゃんと運動して元気に年を取ってね!」

と、モコが言ってる気がするのです。
もちろん勝手な解釈。
そして一人で勝手に涙腺崩壊。

私からモコへのメッセージは二つだけです。

ママが大好きな映画
「リメンバーミー」のような世界で
どうか幸せに暮らしていて。


そしてたまに
夢で顔を見せてくれたら嬉しい…

最後に

うちのママが熱く語りました。
聞いてくれてありがとう。

長々とお付き合いいただき
ありがとうございました。

モコを亡くしてから、
寂しさとむなしさの中
惰性で日常生活を送っていましたが、
今、自分はどんな気持ちなのか、
どうしたいのか、
初めてしっかり向き合うことができました。

そして、ちゃんと前を向いて歩いて行こうと
思えるようになりました。

私があんまりうつむいていたら、
あちらの世界からこちらを覗いたモコは
きっとがっかりするだろうな…と。

私だって、もしあちらの世界を覗いた時
モコが一人でしょんぼりしている姿を見たら
ものすごくショックを受けますもん。

こんな作品撮影も、雪かきも、
だいたいいつもモコと一緒だったんですけど、
今回は一人でやりました。
別にどうってこともない動画ですが
良かったら見てください。

22秒ほどのショート動画です。

作品撮影の時も、雪かきの時もそばにいたっけ・・・

最後まで読んでいただき
ありがとうございました!

それではまた~

うえもりみほ