「自分にはまだ、売り物になるような完璧なものは作れない……」
「プロのような綺麗な仕上がりにならないと、表に出しちゃいけない気がする」
ハンドメイドの世界に足を踏み入れるとき、
あるいは壁にぶつかったとき、
私たちはついつい
「正解」や「完璧」を追い求めてしまいます。
でも、ハンドメイドアクセサリーの本当の魅力は、
実はその「正解の向こう側」にあるんです。
今日は、完璧主義の呪縛を解いて、
あなただけの表現を見つけるための
3つのヒントをお話しします。

①「綺麗」より「心に刺さる」ものを作る
多くの人が
「先生の教え通り」
「本に書いてある通り」
に作ることが正解だと思い込んでいます。
でも、技術的に完璧なだけの作品は、
面白みにかけた印象になりがちで、
案外魅力的ではなかったりします。
あえて「感情」を込めてみる

ただ「バラを綺麗に作る」のではなく、例えば
「『幸せ』という感情をバラで表現する」と考えてみてください。
そうするとなんだかイキイキと
あなたなりの「幸せなバラ」の色や形が
イメージできませんか?
「崩す」勇気を持つ

あえて色をムラにしてみたり、
形を少し歪ませてみたり
気泡をそのままにしてみたり。
整いすぎた美しさではなく、
「誰か一人がその不完全さに心奪われる、魂のこもった作品」
を目指してみませんか?
100点満点の優等生である必要はないんです。
②「あなた自身」を技術に掛け合わせる

「自分らしさなんて、どうやって出せばいいかわからない」
と悩むこともあるでしょう。
オリジナリティはゼロから生み出すものではなく、
あなたの中にある「別の要素」を
掛け合わせることから始まります。
アクセサリー制作×自分史
あなたがこれまで人生で一番
「お金と時間」をかけてきた
好きでたまらないものは何ですか?
ヴィンテージ雑貨が好きなら、アンティークな風合いを。
アイドルが好きなら、押しカラーシリーズを。
スピリチュアルが好きなら、宇宙の神秘を閉じ込めて。
アクセサリー制作のスキルに
「あなたが愛してやまないもの」
を掛け合わせてみて下さい。
その掛け算が、世界にたった一つの
あなたにしか作れない
「オリジナルブランド」の正体です。
③「失敗」は、語られるべき「ストーリー」になる

「膜が寄ってしまった」
「形が崩れてしまった」
それを「失敗作」として捨ててしまうのは、
もったいないかもしれません。
- 「ゆらぎ」こそがハンドメイドの価値
完璧に整った形が欲しいなら、人はデパートの既製品を買いに行きます。
ハンドメイドを選ぶお客様は、
「作家の感性というフィルター」を通した世界が見たいのです。 - 欠点を個性に変える演出
少し萎れたような花びらを
「朝露に濡れた瞬間の美しさ」として捉えてみる。
その「ゆらぎ」に物語を添えることで、
失敗作は「世界に一つの最高傑作」に変わります。
おわりに:あなたは「表現者」であっていい
ハンドメイドは、単なる「手仕事による制作作業」ではありません。
あなたの手を通して、あなたの心が形になる「表現」そのものです。
「完璧じゃないから」と二の足を踏んでいる時間は、
あなたの感性を閉じ込めている時間かもしれません。
まずは、あなたの「好き」を一つだけ、形にしてみませんか?
まずは、
「ちょっと不格好かもしれないけど、
この作品に自分の好きを詰め込んだ!
私はこのこだわり作品が大好き!!」
と胸張って言える作品を
一切誰の目も気にせずに作ってみて下さい。
その小さな「ゆらぎ」や「こだわり」、「不完全さ」に
心奪われる誰かが必ずどこかにいます。
作家さんが絶対に覚えておくべきこと
ただし、その「誰かさん」は、あなたの作品への「好き❤」を
そうすぐには分かりやすい形で表してくれないと
心得て下さいね。
つまり、作家側からすると
「無反応」で「誰も見てくれてないのでは?」と不安になる状態。
でも違うんです。
SNS発信にしろ、作品にしろ、
「誰かさん」は、あなたの動向を
じっと静かに見守っている状態なんです。
本当のファンになってくれる人ほど、この傾向は強いです。
が、ここで心折れる人は非常に多くて、
これはいけません。もったいないですね。
何のために作っているのか分からなくなったり、
自分の作品に自信がなくなったりする…
それはよく分かります。私もそうでしたから。
でもね、ひそかに
あなたの投稿や新作を楽しみにしてくれている
「まだ見ぬ未来のお客さま」というのは必ず存在します。
そう考えると投稿や新作づくりが
ちょっと楽しみになりますし、
続ける勇気になりませんか?
ただ、新参作家さんが
作品を出せばすぐ売れたり、
すぐお気に入り登録されたり、
そんな分かりやすい反応を次々もらえるほど
ハンドメイドの世界は甘くありません。
日々の努力と継続が必要不可欠。
だからまずは強メンタルになってください。
×不特定多数に好かれる作品を作らなきゃ…
◎誰に振り向かれなくても、私は自分の作品が一番好き!
このメンタルを持って、日々、努力。継続。
この繰り返しですよ。


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