アクセサリー制作の時に使うビーズには
本当にさまざまな種類があります。
たくさんの種類があるビーズですが、
それぞれの特徴や使い方・選び方を知ることで
よりステキな作品を作ることができます。
今回はもっとも使用頻度の高いビーズについてご紹介いたします!
天然石
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人工的に合成されたもの以外の石のこと。
天然石の中でも、運気に影響する特別な力が宿る石をパワーストーンと呼ばれていますが、
明確な定義はないようで、私もよく分かりませーん。
産地や入手時期によっても色味や大きさが変わるので、仕入れは一期一会だと思っています。
穴が小さいことが多く、テグスを何回も通さなければならない作品を作る場合には
事前に穴の大きさを確認しておく必要があります。
また同様に、ピンが通りづらいこともよくあるので、
その際にはワイヤーでメガネ留めをします。
ちょっと使いづらい面がありますが、多種多様な天然石は
見ているだけでその美しさにうっとりします。
柔らかな色と石らしい重みが、作品に気品と高級感を与えてくれますよ。
いろいろな形状がありますが、ラポリンで使う主な天然石の種類はこちら。
さざれ
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さざれはブレスレットやペンダントのルースや彫刻物を削り出した際に出る
天然石の端材(はざい)で、本来は浄化に使われることが多いです。
一つとして同じ形がなく、穴の位置も大きさもすべてばらばらなのが特徴。
個性的で唯一無二の作品が出来上がるのが最大の魅力!
でも穴が小さくてイライラすることが多い(苦笑)!
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大人気の天然石リング
ラウンド(丸玉)・ラウンドカット
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いわゆる丸玉。
ピンワークだけでなくモチーフ編みにも向いていて
最も使いやすい天然石ビーズです。
ラウンドカットは丸玉にカットを施しているので、
ほど良く光を反射してくれます。
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タンブル・タンブルカット
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タンブルストーンとは、小さめに研磨された手のひらサイズの天然石のこと。
ラウンドビーズ(丸玉)よりも大きめの石で、
原石よりも小さめに磨かれています。
こちらも一つとして同じ形がなく、個性的な作品作りに活躍してくれます。
大きめで形状もばらばらなので、モチーフ編みではなく、
ピンワークやワイヤーワークで、
一粒ピアスやネックレストップに仕上げるのに向いています。
タンブル(tumble)とは「回転させる」という意味で、
原石を研磨用器具に入れて回転させて研磨することが
語源となっているそうですよ。
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天然石だけ贅沢ネックレス
クリスタライズ(スワロフスキー社製クリスタル)
スワロフスキーとはオーストリアのクリスタルガラスの製造する会社で、
ヴェルサイユ宮殿やオペラ劇場のシャンデリアパーツなども手がけた
オーストリアを代表するクリスタルガラスブランドです。
カット技術の高さにより美しい輝きを放つクリスタルは、やはり別格。
作品の中に取り入れるだけで、格が上がる仕上がりになります。
種類も大変多く、見ているだけで高貴な気持ちになれます。
代表的な2種類をご紹介しますね。
#5328
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クリスタライズの代名詞と言えるソロバン型のビーズ。
色や加工が多種多様で、高いカット技術により生み出される
美しい輝きが最大の魅力。
サイズは2mm(種類は多くない)~8mmと幅広いですが、
使いやすいのはダントツで3mm~5mm。
人気カラーで売り切れているのもこのサイズです。
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モチーフ編みにするとビーズの輝きとカットの美しさが際立ちます。
#6000番台
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シャンデリアパーツやネックレストップなどに使われる、
主役級の大粒クリスタライズビーズ。
トップ部分の穴にバチカンを通して使ったり、フレーミングをしたりして
アクセサリーに仕上げます。
チェコビーズ
チェコビーズとは、その名のとおりチェコで作られたビーズのこと。
チェコ共和国で作られたビーズを総称して、「チェコビーズ」と呼びますが、
なにせ種類が多い!!
クリスタライズ同様ガラス製なのですが、丸みを帯びていて
温かみのある印象、リーズナブルでたくさんい買いやすいのが特徴です。
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ファイアポリッシュビーズ(FP)
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ファイアーポリッシュとは、直訳すると英語で「火で磨く」という意味。
その名の通り、表面を火であぶり、磨いたビーズのことです。
色も加工も豊富で、いろいろなアクセサリーに使える大変便利なビーズです。
形も綺麗に整っているので、モチーフ編みにすると
柔らかな曲線を表現できてとっても素敵な作品が出来上がります。
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プレストビーズ・テーブルビーズ
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プレストビーズとは、鋳型でおこしたビーズのことです。
ごく普通の丸い玉から、花や葉などのボタニカルモチーフ、フルーツや昆虫などなど、
ユニークな形も数多く、見ているだけで楽しいです。
テーブルビーズとは、表面が平らに加工されているビーズのことです。
どちらも熟練した職人さんによる手作業で作られているので、
温かみのある雰囲気と、一つ一つ微妙に違うところが最大の魅力です。
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パールビーズ
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みんな大好き「パール」。
一粒取り入れるだけで、作品が上品に仕上がります。
日本人の肌になじみやすいパールは何種類か揃えておくと
作品作りにとても便利です。
クリスタルパール
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スワロフスキー社製の表面を真珠のように加工したガラスビーズです。
カラーバリエーションも常に新しいものが展開され、
実際の真珠では存在しないパステルカラー、ネオンカラーといった目新しいカラーもあります。
通常のホワイト系だけでも幾種類もの展開があり、
代表的なクリスタルパール(型番#5810)には50種類以上のカラー展開があり、
美しい艶が特徴です。
ガラスパールなので、プラスチックパールやコットンパールに比べると重めですが、
より本物の真珠に近いため、かなりお買い得なパールだと思います。
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凛とした輝きのクリスタライズパール
プラスチックパール
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プラスチック製の球体を核としてパールのようにコーティングしたイミテーションパールです。
一見本物にそっくりですが、プラスチック製なので軽く、大量生産できるのでとても安価なのが魅力。
軽いので耳への負担が少なくて済むイヤーアクセサリーや
ブローチなどに使うのがおすすめです。
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コットンパール
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コットンを圧縮して球体にしてから、パール塗装を施したパールです。
とっても軽い点と、その他のパールと違い、質感が素朴な感じもありつつ、
あたたかみのあるパール光沢が魅力です。
ガラスパールや淡水パールの半分の重さなので、
大粒でもイヤーアクセサリーに仕上げることができます。
コットンでできているため水分には大変弱く、価格が高めであることも
覚えておきましょう。
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シードビーズ
シードとは、英語で「種」を意味します。
種のように小さいビーズを全部ひっくるめて「シードビーズ」と呼びます。
特小、丸小、丸中、丸大、トライアングル、六角、竹・・・
とにかく種類が多くて奥が深いのが「シードビーズ」です。
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シードビーズの代表格と言えば「丸小ビーズ」。
形が揃っている日本の丸小ビーズは、世界的にもトップクラスの品質で
海外でも高く評価されています。
国内ビーズメーカーのトップ2として有名なのは「TOHO」と「Miyuki」です。
丸小ビーズは安価で手に入りやすく、作品制作の脇役と思われがちですが、
私は「丸小ビーズを制する者はアクセサリー制作の真の実力者」だと思っています。
日本製丸小ビーズはテグス編みするだけで作品が出来上がるほど。
形が揃っている丸小ビーズだからこそ、こんな風に整然とビーズが並ぶんです。
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シードビーズについては、ここでは書ききれないほど奥が深いので、
今回はここまでにしますね。
次回「シードビーズ」だけで詳しく記事にしたいと思います!
関連記事:【ビーズ基礎知識】シードビーズ
最後まで読んでいただき
ありがとうございました!
それではまた~
うえもりみほ