【ビーズ基礎知識②】シードビーズ

シードビーズが主役の作品たち

seed(シード)=種
種のように小さいビーズを総称して「シードビーズ」と呼びます。
主役ではなく脇役に使われることが多いシードビーズですが、

「シードビーズだけで作品を作れたら本当に実力がある」

と私は思っています。
ですので、ラポリンでは上級コースになると
シードビーズを主役にした作品を多く作ってもらいます。


今回は、
種類が多く、奥が深いシードビーズについて
説明させていただきたいと思います。
関連記事:【ビーズ基礎知識①】ビーズの種類

シードビーズの種類

ほかにもっとあるんですけどね、ラポリンで主に使うのはこの6種類です。

丸小ビーズ

シードビーズと聞いて真っ先に思い浮かぶのが
丸小ビーズではないでしょうか。

かなり出番の多いビーズですので、ラポリンでは生徒さんたちに
ベーシックカラーや好きな色味の丸小ビーズがあったら
購入しておくことをおすすめしています。

国産ビーズメーカー2大トップが

TOHO
Miyuki

です。
日本のシードビーズは、形が揃っていて作品が綺麗に仕上がるので
海外でも高く評価されているんですよ。
丸小ビーズは100均のものではなく、
必ずTOHOかMiyukiのものを買うようにしましょう。


丸小ビーズだけで作品を作ったときに、
こんな風に整然と並んでくれるのが国産ビーズメーカーの実力です。

丸大ビーズ

丸小ビーズより二回りほど大きなビーズです。
こちらも作品作りにはよく使われるビーズで、色も豊富に揃っています。

特小ビーズ

目がしょぼしょぼするくらい、とにかく小さいです。
が、そのぶんとっても繊細な作品に仕上がります。

トライアングルビーズ

丸大ビーズとほぼ同じ大きさの
上から見た時三角形になっているビーズです。
丸いガラスの頂点がレンズのような効果をもたらし、
柔らかい光を放つのが特徴です。

スリーカットビーズ

不規則にカットが入っているビーズです。
この不揃いさが光を乱反射して
存在感のある作品になります。

竹ビーズ

竹のように丸く長いビーズです。
1分丈(約3mm)、2分丈(約6mm)など小さいものから
15mm、20mmなど長いものまで種類がたくさんあります。

丸小や丸大ビーズでは表現できないような
ダイナミックで面白い作品を作ることができます。

シードビーズまとめ

作品の仕上がりを大きく左右するシードビーズ。
小さくて安価なビーズだからと言って決してあなどれません。

シードビーズを使いこなせるのは実力者の証です。
ぜひ奥深いシードビーズの世界にはまり、
シードビーズだけで作品を作れる真の実力者になってくださいね。