花と笑顔を紡ぐコルク人形工房 chokont lab(チョコントラボ)について

実は私、アクセサリー作家&講師であると同時に、
チョコントラボという名前で
コルク人形作家としても制作活動を行っているんです。

コルク人形工房が生まれた理由。

私はもともと、「モノを作る」ということが大好きでした✨

ビーズスクールで2年間基礎を学び、
その後は独学でアクセサリーの制作・販売を続け、
気づけばアクセサリー作家として20年目を迎えています。

普段は、大人の女性に向けた “魔法の顔映えアクセサリー” をデザインしています。
上品でエレガント、そして身につけるだけで顔まわりが明るくなる、
そんなアクセサリーを作ることが私の軸です。

でも、実はずっと心の中に密かに温めてきたものがあるんです。
それは…

「ちょこんとじゃま可愛くて、癒されるものが大好き」

私はそんなものに出会うたび、
心の中で “隠れ可愛いセンサー”
反応するんです😍(勝手にそう呼んでいます・笑)

大好きなアクセサリー制作は、
これからもずっと私の活動の中心であり続けるでしょう。
でも、もう一つの気持ち――。

アクセサリーとはまったく違うジャンルやテイストで、
なんなら全く別人格で(笑)
ただただ自分の“隠れかわいいセンサー”が反応するままに、
自由にモノづくりをしてみたい。


そんな秘めた想いが、ずっと心の中にありました。

その想いを形にしたのが、“コルク人形工房” です。

今回は、このコルク人形について、
詳しくお話ししようと思います✨

廃材に命を吹き込む、コルク人形の誕生。

ある日のこと。
たまたまスパークリングワインを飲み終えて、
何気なく手にしたシャンパンコルクを見た瞬間――

「あれ?好きかもこの形…❤」

そう思ったんです✨

私は毎晩ワインを飲むんですけど、
普通のワインコルクには、なぜか “隠れかわいいセンサー” が反応しなくて。
あの「すとん!」としたシンプルな形では、ピンとこなかったんですよね。

でも、シャンパンコルクは違いました。
あの ちょこんとしたキノコっぽい形 を見た瞬間、
私の可愛いセンサーが一気に反応!😍

「これは作ってみるしかない!」と、
手持ちのビーズ(本業ビーズ作家なんでね)で
目鼻をつけてみました。

そして、たまたま目の前にあった
次男の幼稚園の制服と帽子をモデルに、
マジックで色を塗り、フェルトで帽子をつけてみました。

すると――

か、可愛いかも…
その瞬間、私は強く思ったんです。

「このまま捨てられてしまうシャンパンコルクに、
命を吹き込んでみたい!」


飾って楽しめる “コルク人形” に生まれ変わらせて、
もっとたくさんの人にこの可愛さを届けたい――と。

この子たちを手にした瞬間、
思わず笑顔がこぼれるような
唯一無二の作品に生まれ変わらせたい!

思い立ったら吉日。

そうと決まれば、すぐにシャンパンコルクを大量に仕入れました。

ちょうどその頃私は、
次男の幼稚園で謝恩会係(いわゆる卒対)を担当していて、
ふと思いついたんです。

「このコルク人形で、席札を作ってみよう!」

さっそく製作し、当日のテーブルに並べてみると――

幼稚園の制服を着てずらーっと

予想以上に可愛く仕上がり、
なんと出席者全員がその席札を持ち帰ってくれたんです!

その光景を見たときの嬉しさは、今でも忘れられません。
「私が作ったものが、誰かに喜ばれる」 という経験は、
自分にとって大きな自信につながりました。

当日の謝恩会会場です

コルク人形×マニキュアフラワーで広がった新しい可能性。

普段、アクセサリー作家として活動する中で、
私は マニキュアフラワー をよく制作しています。

そしてある日、ふと思ったんです。

「このマニキュアフラワーとコルク人形を組み合わせたら、
きっとすごく可愛いものができるはず!」


そこから試行錯誤を重ね、
何度も工夫を繰り返しながら作り上げた結果――

こんな子が誕生しました!

この当時はまだ足がワイヤーのままでした

そして現在の
「コルク人形+マニキュアフラワー」シリーズ

広がる夢とさらなる挑戦。

マニキュアフラワーを抱えるコルク人形を作れるようになり、
私はさらに

「コルク人形を自立させて、本物のお花を抱えさせたい。」

と思うようになりました。

でも、ここで新たな壁にぶつかります。

どうやったら、あの小さなコルクを安定して自立させられるのか?
さらにどうやったら本物のお花を抱えさせたらるのか?

そこから、試行錯誤の日々が始まりました。

”自立するコルク人形”への道。

「どうすればコルク人形を自立させられるのか?」
その大きな壁を乗り越えるために、
あらゆる方法を調べてみました。

でも、世の中には “立っているコルク人形”
ほとんど存在しないんです。

さて、どうしよう…?

悩んで、考えて、やっとたどり着いた答えは――
足を粘土で作って立たせること。
それがこちら。

とりあえずこれで
コルク人形に“自立”という新しい命が吹き込まれたのです。

お顔づくりでこだわったのは
“目が合ったら思わず笑顔になってしまう”
ということ。

そして試行錯誤の結果
こんなほっこり微笑み顔にしました。

ついに形になった、コルク人形の一輪挿し。

この子が記念すべき第一号

試行錯誤を繰り返し、悩みながらも挑戦を続けた日々。
その先に待っていたのは、ついに完成した
「自立するコルク人形の一輪挿し」 でした!

コルク人形が抱えるのは、リアルなお花。
その可憐さが、温もりあるコルクの素材感と絶妙にマッチして、
小さな空間に特別な癒しを届けてくれます。

シャンパンコルクという廃材に命を吹き込む――。
この一輪挿しは、私の「可愛いセンサー」が形になった証です。

あれから10年――広がったコルク人形の世界。

――と、ここまでが、10年前のお話です。
あのとき完成した初めてのコルク人形の一輪挿し。

第一号の子は今も我が家のキッチンで
お花を持ってくれています

その小さな挑戦が、ここまで大きく広がるとは
あの頃の私には想像もできませんでした。

今ではコルク人形はたくさんの仲間が増え、
それぞれが個性を持つ可愛い存在に成長しました。

ありがたいことに、
この10年でたくさんの方からオーダーいただき、
日本各地へ旅立って行きました。

コルク人形たちが紡ぐ、小さな物語。

これまでに誕生したコルク人形たち。
ひとつひとつ、私の手と「可愛いセンサー」から生まれた仲間たちは、
それぞれに個性があり、さまざまなストーリーを持っています。

どうぞ、この写真ギャラリーから、
私が込めた想いと、コルク人形たちの魅力を感じてもらえたら
とっても嬉しいです。

もしもあなたの心の「可愛いセンサー」に
反応する子がいましたら
オーダーをお待ちしております。

一つ一つ手作業で仕上げていくので
少々お時間をいただきますが、
どうぞご了承くださいね。

ほほ笑みコルク人形工房 チョコントラボ



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